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人と同じように、最近では、動物でも腫瘍の患者さんが多くなっています。 腫瘍=癌とのイメージがありますが、 腫瘍は癌だけではありません。 腫瘍の分類方法はいろいろあり、 なかなか一般の方には分かりにくい、 専門的な分野ですが、治療法を検討する上でも大切です。 先ずは、良性と悪性とに分けられます。 悪性腫瘍は、発生学的に上皮系細胞からできる「癌」と 非上皮系細胞からできる「肉腫」に分けられます。 癌などの悪性腫瘍でも、細胞の分化に違いがあり、 未分化な細胞ほど分裂増殖が盛んで、悪くなる速度が速くなりがちです。 分化度の高い(高分化)細胞ほど、本来の機能的性質を残し、 悪性度が比較的低いとされます。 分化度の低い(未分化)細胞ほど増殖が早く、治療が難しくなります。 悪性腫瘍を全て「癌」と呼ぶこともありますが、 これは医学的には、正しくはありません。 白血病などの腫瘍は、悪性であっても、 「癌」とも「肉腫」とも呼ばれません。 良性腫瘍は、上皮系も非上皮系も「腫」と呼ばれます。 名称は、一般的、病理学的、臨床的、統計学的など、 使われる分野によっても、分類の仕方が異なり、名称が異なることもあります。 「良性腫瘍」との診断であっても、必ずしも治療が容易であったり、 治療を延期したり、予後が安易などを意味するとは限りません。 腫瘍の種類、グレードなどから、判断することが大切です。 |
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